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ヒマラヤ保全協会は、会員・支援者のご協力により、ネパール・ヒマラヤにおいて、自然と人間の共生をめざし、住民が主体になった環境保全活動をすすめています。森林保全を中心とした自然環境の保全、住民の生活改善、地域の活性化などを有機的にむすびつけて、住民の主体的参画により事業をすすめているのが特色です。また、日本人ボランティアと現地住民が協力して、ネパール・ヒマラヤ山岳エコロジースクールとスタディツアー(エコツアー)を毎年開催しています。
◆ 活動理念
◆ これまでの歩み
◆ 特定非営利活動法人 設立の趣意(1999年6月)
◆ 事業内容
◆ 役員
◆ 定款
◆ 蔵書リスト
◆ 事業地ネパールのガイド -事業の背景-
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- ヒマラヤ地域において、自然と文化が一体となった「風土」の独自性に基づいた、地域の人々を主体とした開発を支援する。
- 前項の精神に共感する人々が、主体的に参画することで、学び合い成長できる場を作り出し、豊かで公正な地球市民社会のあり方を探求し提案する。
| 1953年 |
文化人類学者(あるいは民族地理学者)の川喜田二郎(現ヒマラヤ保全協会名誉会長・東京工業大学名誉教授)が、第一次マナスル登山隊の科学班員としてネパールを調査する。 > マナスルについてはこちらです |
| 1963年 |
川喜田二郎がネパール・ヒマラヤで学術調査をおこない、近代化や人口増加、出稼ぎ急増などによる森林の荒廃や地滑りの多発、水質の悪化などの環境問題と、薪や水運びの苦労といった住民の生活苦の問題を認識し、技術協力の必要性を痛感またそれを決意する。 |
| 1974年 |
ヒマラヤ保全協会の前身となるヒマラヤ技術協力会を発足させ、ロープライン(薪や家畜飼料などの荷下ろしのための軽架線)とパイプライン(衛生的な水を供給する簡易水道)を設置するプロジェクトを開始する。 |
| 1984年 |
それまでの技術協力の成果がみとめられ、川喜田二郎が、アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞する。 |
| 1986年 |
ネパール・マヘンドラ国王自然保護基金の日本委員会としてヒマラヤ保全協会を設立する。 |
| 1992年 |
総合的な環境保全と地域活性化のプロジェクトである「アンナプルナ総合環境保全プロジェクト」(5ヵ年計画)を開始する。第1回ネパール山岳エコロジースクールを開催する。 |
| 1993年 |
ヒマラヤ技術協力会とヒマラヤ保全協会が合併し、新生ヒマラヤ保全協会が発足する。 |
| 1997年 |
「アンナプルナ総合環境保全プロジェクト」の第2フェーズ(3ヶ年計画)を開始する。 |
| 2000年 |
ヒマラヤ保全協会が特定非営利活動法人として東京都から認証される。 |
| 2001年 |
「ミャグディ郡地域活性化プロジェクト」(3ヵ年計画)を開始する。 |
| 2003年 |
水野正己(日本大学生物資源科学部国際地域開発学科教授)がヒマラヤ保全協会会長に就任する。 |
| 2004年 |
ヒマラヤ技術協力会〜ヒマラヤ保全協会の30年間の活動を評価する。約1500ヘクタール(東京都渋谷区の面積に相当)の森林が再生されたことを確認する。 |
| 2005年 |
新プロジェクト地を開拓し「生活林づくりプロジェクト」(3ヵ年計画)を開始する。 |
| 2007年 |
ヒマラヤ保全協会ネパール会長のマハビール=プンが、長年の功績をみとめられ、マグサイサイ賞を受賞する。ヒマラヤ保全協会からは二人目の受賞となる。 |
当会は、1974年にヒマラヤ技術協力会として設立して以来、15年にわたって、ネパール国の山村で、住民が自ら参画することによる適正技術の開発・習得や、代替エネルギーの確保等についての協力活動をおこなってきた。
その経験から私たちは、地域の自然や文化が一体となった「風土」を活かしつつ、地域の人々と共通の理念にたった活動を展開することが、いかに大切であるかを痛感している。
21世紀を迎えようとするこの時代、環境問題に代表される地球規模の諸問題が深刻化し、国際機関や行政の努力だけで、これらの諸問題を解決することが極めて困難となってきている中で、ヒマラヤ保全協会が実行している「風土」を大切にした、地域住民の「参画」による問題解決がますます重要となってきている。
ヒマラヤ保全協会は、過去の良き伝統を活かしつつ、新しい時代を切り開いて、より良い地球社会を創世していくために、活動への参画を広く呼び掛けて、社会の中でより責任ある役割を担いたいと考え、ここに特定非営利活動法人を設立しようとするものである。
■ ネパール・ヒマラヤ
(1)環境保全事業
・森林保全を中心とした自然環境保全
・生活廃棄物処理、観光地美化
・自然災害軽減
(2)その他の事業
・住民の生活改善
・地域の活性化
■スタディツアー/エコツアー
・ネパール・ヒマラヤ山岳エコロジースクールを年1回開催
・スタディツアーを年2回開催
※日本人ボランティアがネパールの事業地へ行き、現地の人々とともに環境保全事業をすすめる。初心者向け、中級者向け、上級者向けの3段階のプログラムを用意している。
■国内
・国際交流・理解促進のための地球市民講座の開催
・研究・提言事業
・広報事業
・ネットワーク事業
※地球市民講座としては、講演会、シンポジウム、現地活動報告会、スタディツアー報告会、ネパール料理教室、講座「参画型アプローチ」、エコ・ハイキング、ネパールサロンなどを開催している。
◆ 事業内容の解説はこちらです
名誉会長:川喜田二郎(東京工業大学名誉教授、KJ法創始者)
会長:水野正己(日本大学生物資源科学部国際地域開発学科教授)
理事:田野倉達弘(事務局長)、礒桂子、今橋克俊、栗田康二、佐久間雅俊、田中博、中澤朋代、松本歩恵、渡辺耕一、渡邊敏雄
監事:今村敬、野瀬祥男
■多様な自然と文化の国
ネパールは小さな国ですが、南は標高50メートルほどの低地、北は世界最高峰のエベレスト(ネパール名サガルマータ)など8000メートル級のヒマラヤ山脈の峰々から成り、世界最大の標高差、きわめて多様な自然環境をもっています。
国土の約80%を占める山岳地帯には、家畜の放牧や農業で生活を立てる素朴な人々がくらしています。彼らは、生活に必要な燃料を薪に、家畜の飼料を木の葉にと、深く森に依存しながら自然と共にくらしています。
■近代化で崩れる自然と人間のバランス
近年、急速な近代化にともない、人口増加や観光客の流入などにより森林が減少し、自然環境がいちじるしく荒廃しています。また、新しい価値観の影響で伝統的な文化が衰退するとともに、お金がないと生活できない世の中になり、現金収入を求めて出稼ぎが増え、村の活力が衰えていくという問題もおこっています。
■村人自身が主体となった環境保全事業
ヒマラヤ保全協会は、ネパール・ヒマラヤの山村で、村人自身が主体になった(村人の主体的参画による)自然環境の保全事業に取り組んでいます。また、地域の自然を保全するとともに、村人自身が問題解決能力を身につけてみずからの生活を改善し、地域を活性化させる取り組みもおこなっています。
◆ 事業地のガイドはこちらです
Copyright (C) 特定非営利活動法人ヒマラヤ保全協会 The Institute for Himalayan Conservation (IHC)
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